坂本龍一 @ 相模大野グリーンホール
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今週の木曜日(4月23日)、坂本龍一のコンサート(Ryuichi Sakamoto Playing The Piano 2009)に、相模大野グリーンホール(相模原市)に行ってきました。相模大野グリーンホールでは、6月に岡村孝子&あみん、7月に小野リサのコンサートがあるそうです。

チケット代の一部は、CO2約1kg分のカーボンオフセットする「more Trees」の費用に寄付され、観客は全員それを証明するバッジが貰えました。各会場で消費される電力はグリーン電力(再生エネルギー)を使用し、舞台はピアノとそれを照らす照明と、後ろのスクリーンくらいで、過度な演出はなかったです。

5000円の未発表音源2枚のCDと6冊の本が入ったパンフレットが売っていて、社会復帰して強気になったのかためらわず買いました。しかし、パンフレットが分厚く、カバンに入りませんでした。開場時間待ちしていた殆どの人が、5000円という価格にも関わらず、迷うこともなく驚くこともなく、買っていたのは、やっぱり、客層の平均年齢の高さでしょうか。客層の平均年齢は、アヴリル・ラヴィーンのコンサートの約2倍の年齢と推定しました。(笑)



1階16列39番とあって、人生で一番、至近距離で、教授を見ました。花束はエーベックスからだけで、教授は友達少ないのかなぁ。Pupaのときも、細野さんの花束はあっても、教授からの花束はありませんでしたが。

開場時間から公演開始前は、このツアーのスポンサーの坂本龍一が出演しているCMがスクリーンに流れ、うっすらと「Out Of Noise」で使った音源が流れていました。コクヨや三ツ矢サイダー等、環境に配慮した企業のCMを見て、「生産段階」「運搬段階」「使用段階」「廃棄段階」におけるエコロジー対策等グリーン購入品の仕組み分かって勉強になりました。

今回のツアーのコンセプトは、エコロジーということで、誰でも主張するのは簡単だけれど、こうやって環境や経済に対して、ビジネスライクに社会的還元を、具体的な行動に実践することが出来る坂本龍一は、やっぱりすごいなぁ、と思いました。

ちなみにこのツアーは、iTune Storeでその日のうちに見られるそうです。ピアノソロとあって、「本公演は手拍子など妨害となる場合はコンサートを中断させていただきます。」というアナウンスが流れ、手拍子は禁止でした。観客席の会場内は、咳や鼻水の音が聞こえていて、それを非難するブログやMIXIの書き込みもあったけれど、花粉症のシーズンだし、生理現象なんだから、それは仕方ないんじゃないの、と思いました。

前半は、「HIBARI」など、「Out Of Noise」の曲を数曲、演奏し、スクリーンには、グリーンランドで撮影した風景が、動画でなく、写真をコマ流ししたような映像が流されていました。1曲終わるごとに会場から拍手が流れました。ピアノは2つのピアノを結合したようなものが置いてあったのですが、教授のMCによると「実はピアノを使っていて一見、自動演奏のように見えますが、実はこれも2重奏で演奏しています。」ということなんだそうです。「Compsistion0919」のとき、この曲に限り写真を写しても構いませんとのことだったので、ちょっと写してみましたが、ピンボケです。客席のあちこちでペンライトのように携帯の明かりが灯されていました。
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そして、「Out Of Noise」を数曲やった後は、坂本龍一が自分の楽曲から、その日によって違う曲を選んで演奏したそうです。観客席から「山本耀司!」というリクエストがありましたが、「いや、リクエストは受け付けません」と回答した後、「ちなみに今、何って言いました?」と聞き返し、その客が「山本耀司!」ともう1回叫んだのですが、「いやあ、僕の楽曲もたくさんあるから、思い入れのある曲とない曲があって、思い出せないんですよ」とのことでした。(たぶんその曲は「Music for Yohji Yamamoto Collection 1995 THE SHOW vol.7」のことだと思いますが、それはマニアック過ぎかも・・・。)

「Smoochy」収録曲の「tango」、「NeoGeo」収録曲の「Before Long」、「Beauty」収録曲「amore」、「SERVICE(YMO)」収録曲の「Perspective」、「1996」の名曲「1919」、そして映画音楽のサントラシリーズで「Merry Christmas Mr.Lawrence」「the last emperor」「the sheltering sky」など、新旧織り交ぜつつも、セルフカバーの「1996」や「/04」「/05」よりも微妙にアレンジを変えた感じで、繊細かつ強弱のあるピアノで、α波放出状態で、「蘇る青春」という感じでしょうか。

アンコールは、あっさり出てきて、「Smoochy」収録曲の「tango」、YMO時代の「BEHIND THE MASK」「HAPPY END(/05バージョン)」等4曲、セカンドアンコールも、長い手拍子も待たずにあっさり出てきて、「最後、何でしめようかな」と教授のMCに反応し、「Tong Poo!」という野次もありましたが、さすがは教授、リクエストに答えずとも、ミリオンセラーで話題になった「ウラBTTB」の2曲目「put your hands up」でしめました。

なかなかリフレッシュ出来るコンサートでした。
by hide3190ymo | 2009-04-25 16:04 | 音楽&映像
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