黒い十人の女 ナイロン100℃ @ 青山円形劇場 と、初夏の渋谷駅東口周辺風景。
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昨日、ナイロン100℃の「黒い10人の女」を青山円形劇場で、鑑賞してきました。

この芝居は、ケラリーノ・サンドロウィッチが持つ、3つの劇団、KERA MAP、劇団健康、ナイロン100℃のうち、一番シリアスな劇団、ナイロン100℃の公演を見ました。名前の通り、劇場が円形であるため、「正面」のない芝居でした。最後列に座っていましたが、役者の表情、手の震え方まで、細かく演技を鑑賞できる距離でした。

演劇の終わり方は、悲劇は、10人の女に復讐された1人の男が狂ってしまう男の狂い笑いと、復讐に成功した10人の女性の卑下する笑いとが、炸裂する大惨時になってしまう結末でした。あのとき、全ての観客が心のどこかで思ったでしょう。「ああ、私って、この人たちよりマシな人間だ」ということに。

この悲劇は、劇中劇という構成にしていたのは、この悲劇が、観客席の心の傷とリンクしないように、配慮したものだと思います。それが、ケラリーノ・サンドロウィッチさんの優しさだと思いました。

さすが、、「有頂天」や「ケラ&シンセサイザース」音楽方面で活躍しているケラさん、照明がシンプルなのにカラフルで、音響もノイズが入り、ナムジュンパイクのような劇場の壁面に組み込まれたテレビやスクリーンを使い、劇中劇の部分のパフォーマンス、ポップアートとしての演劇を感じさせます。

役者の強烈な個性がぶつかり合うのは、ケラさんの芝居特有のものだけれど、脚本が高いテンションを要求してるのに演技の自由度があるものを作っているからだと思います。たぶん、ケラさんは、細かい動きまで、演技指導せず、それぞれの役者が感じたイメージの通り、自由に演技をさせていると思いました。

悲劇なのに、完全に「他人事」なので楽しかったです。

青山円形劇場は、いつも表参道駅から行っていたのですが、今回は渋谷駅東口から歩きましたら失敗して、迷いました。



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(今日のYouTube) 心の旅 / 有頂天
by hide3190ymo | 2011-06-05 10:21 | 舞台&美術
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