映画「コクリコ坂から」
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【お詫び】 表現の一部が不適切であったため、訂正します。不愉快に思われた方々には、大変、申し訳ありませんでした。 *凡例  削除線  修正部分 __追加部分 9月5日

昨日、新高島GENTOで、映画「コクリコ坂から」を見てきました。とても面白かったです。わりと、各地のブログで酷評されているけれど、他のジブリ作品と比較して評価している酷評には、疑問を感じます。 これまでのジブリ映画とは、全く新しいジャンルの映画と言っても過言ではないし、素直に見て、いい雰囲気で見てきました。

時代は、1963年5月、朝鮮戦争が勃発した時代の横浜が舞台。山手の寄宿舎に住む女子学生と、本町に住む男子学生のちょっぴりキュートなラブ・ストーリー。2人が出会うことで、自分たちの出生を知るようになり、戦争と戦後の狭間を生き抜いた両親たちの時代風景が描かれてます。

横浜市電、桜木町が終点の京浜東北線が走る子安の丘、新橋から桜木町に戻った2人が歩いた帰り道には、クイーン(横浜税関)とジャック(神奈川県庁)、HOTEL NEW GROUND、赤と白2色のマリンタワー、私が生まれる6年前の話で、私の両親がお見合いをしていた頃の時代です。敬老の日のサービスには、持ってこいの映画でしょう。逆に、小さなお子様が理解するには、かなり難しいと思います。小学校5年生以上が対象かもです。

場面が変わるまで、定点を定めて、風景や内装などの背景を動かさずに、人の表情を写す動かし方、アニメより、よく実写の映画で使われるような手法でした。そして、ドラマを派手に作り上げるのでなく、日常を生きる1人1人の登場人物が人生のドラマを背負っているという、平田オリザの口語演劇のようなシナリオの造り方、普通に生きている人々の姿にも、もらい泣きしてしまうシーンがあったりします。主人公の女子高生が好きになった男子学生の生い立ちを母親から聞いて泣いたシーンには、もらい泣きしました。

そう、私が子供の頃の1970年代だって、マリンタワーは、赤と白のしましま模様だったし、家の2階の屋根に上れば、南区からでもマリンタワーが見えました。今となってはない寄宿舎での共同生活や、戦死した友人から引き取った赤ん坊を孤児院に入れたくないからと自分の子供として育てる友情、学生が自由に集会を開いて自分の意見を主張し喧嘩もすれば、理事長に直訴まで行く勇気。そして、会う度に少しずつ惹かれて助け合っていく純愛。

現代の私達が、核家族化して、近隣のコミュニティが崩壊し、人事考課制度の導入で言いたいことを自由に言えない社会科の先生、マスコミのでたらめに踊らされ、個性が強い目立つ人はつぶされ、淋しくてネットゲームに埋没している奴も多い、世話しない時代。

私たちが忘れている「人間らしく生きること」を、ふと時代を振り返ってみて思いだす、そんなきっかけとなりそうな映画です。

純愛はいいですねー。30才過ぎても40才過ぎても、純愛がいいねえ。
惚れたいねー、惚れられたいねー。

(今日のYouTube) さよならの夏~コクリコ坂から~ / 手嶌 葵

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以下、9月5日追記。映画挿入歌が、こちらから、少し試聴できます。ずっと下にスクロールして、曲目リストより、もっと下に、「商品の説明」から≪収録曲詳細≫
まで、たどりついたら、アンダーライン部分をクリックしてくださいませ。

スタジオジブリ・プロデュース「コクリコ坂から歌集」

手嶌 葵 / ヤマハミュージックコミュニケーションズ


by hide3190ymo | 2011-09-04 15:01 | 音楽&映像
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