後になって分かる優しさもある。
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先週の金曜日から抗鬱剤を、3分の2に減らして、なんとか1週間持って、軌道に乗りました。ストレスなんかなくならいからと言って、神経を鈍らせる薬を飲むと、大切なものが、キャッチ出来なくて、心の痛みさえ気が付かなくなりそうで、夜に眠るための薬は生理的にやむを得ないとしても、気持ちを持ち上げる薬は、なるべくなら減らしたいです。

あ、これは、あくまで私の話ね。人それぞれ状態は違うから。

多分、山に登ることそのものよりも、山に登ろうとして努力するプロセスが本当は一番大切で、体力づくりのために2駅ぶんは歩くとか、エスカレーターやエレベーターを使わないとか、仲間と打ち合わせをするとか、きっとそんな前向きな行動が、気持ちを明るくさせていると思います。

当日の天気が悪くて中止になるかも知れないし、突然、また胃腸を壊して引き返すかも知れない、仮に、山に登れなくても、そのためにした努力は、決して無駄にはなりません。

いろいろ考えた1週間、薬を減らすがゆえの感情の起伏はあまりに激しかったけれど、今になって思うこと。あの人は、本当に、私の体調を心配して、注意してくれたんだということ。

長期に、うつ病が治らない苦しみなんて、なった人にしか分からないのに、自分より健康な人に「上から目線」で説教されているようなのが嫌で、「どうして私の言うことを理解してくれないの!」って、激しい抵抗感を持って、もがいていました。

もう、顔も、声も、思い出せないよ。

でも、あれは、「上から目線」の説教なんかじゃなかったのに、今更、悔やんでも、どうしようもないけれど、きっと、本当の優しさだったことに、気がついて、また後悔しそうで、でも、今の自分に出来ることは、少しでも、今、繋がっている人を大切にすることしかありません。

早瀬優香子という歌手を知っていますか?
80年代にヒットした女性シンガー、今でいうと、やくしまるえつこ、のような存在かな。

彼女の曲に、「マリーラフォーレは聴かせないで」という曲に、「後になって分かる優しさもある」という言葉を思い出しました。

あと1日で、3連休だね。

明日は、デジタリズムのライブにSHIBUYA-AXに行きます。2階指定席なので、早めに行って並ぶ必要はないし。ただ、デジタリズムを聴いて、踊らずに座ったまま我慢できるかが心配だったり。

しかも、耳栓を持って、サングラスかけてライブに行きます。テクノ系は、私の耳には、爆音でして、過去にTイ・Tウワのライブ@EビスRキッドルームで、ライブ難聴になったことがあるので、あと白熱電球を直接、観客席に発射する攻撃をTHE MUSIC@Studio Coastでやられ、デジタリズムは、THE MUSICに音楽的に近いので、自己防衛が必要かと。

連休の中日は、横浜トリエンナーレで、チャンチキトルネードという管楽器の楽団があって、彼らの音楽と映像のコラボレーション・パフォーマンスを見ます。過去に、横浜JAZZプロムナードで、チャンチキ・トルネードを見たとき、感激しました。このバンドを作ったリーダーは、自ら死を選んだという悲惨な歴史があるけれど、この楽団の音楽は、本当にいいです。

ああ、テクノも、ロックも、ジャズも、パンクも、ヒップホップも、好きだ。
ただ、ヘビメタルだけ苦手で・・・・・。

ま、ね、健康が一番だね。お金もほしいけれど。放射能はいらねえけれど。

(今日のYouTube) マリー・ラフォレはもう聞かせないで / 早瀬優香子
by hide3190ymo | 2011-10-06 19:45 | ポジティブな話
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