ニライナカイ錬金王伝説 S.E.T.@東京芸術劇場
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昨日、東京芸術劇場に、スーパーエキセントリックシアターを見に行きました。ニライナカイ錬金王伝説の初日公演でした。東京芸術劇場はホールがたくさんあるなか、エントランスの吹き抜けから正面にある地下ホールの前に、たくさんの芸能人の花束があったので、「ここに違いない。」と思い、半券を切ってその会場に入ったら、私の持っているチケットE13番の席に他の観客が座っているではないか!そのお客さんに座席番号があっているか確認しようとしましたが、いや、もしかしたら主催者側のダブルブッキングかも知れない、と思い、スタッフに聞いていました。

「あの、私の席のはずのE13番に他の人が座っているんですが。」
「あ、お客さん、ごめんなさい、ここは『ピープルシアター』の会場なんです。」
「あっ、すみません!間違えて入口でS.E.T.の半券を切って渡してしまったんです。」
「ではお探ししましょう。」

スタッフの方が、他のお客さんの入場もある中で、一生懸命探してくれて、15分くらい経ってやっとS.E.T.のE13番の半券が出てきました。ああ、ピープルシアターのE13の席に座っていたお客さんに対して声をかけずに、スタッフの方に声をかけて良かったです。
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「ありがとうございます。」
「スーパーエキセントリックシアターの会場は2階です。」

ということで、吹き抜けにあるエスカレーターを上がって行ったら、どうもホールらしきものがありません。そのフロアの警備員に聞くと、「2階は右手のエレベーターをご利用下さい。」とのことで、「なんだ、ここは中2階だったのか。」と思って、エレベーターに入り、EVのボタンを「2階」を押すと矢印の向きが「下り」になりました。「あれ?下り?ということは、今の『中2階』じゃなくて『3階』だったのか」と思いました。2階に降りるとゴージャスなエントランスホールが!やっとS.E.T.の会場にたどり着きました。1階から階段ですぐ上がれる場所だったんですネ。



会場でパンフレットとCD(今回の公演は音楽がBEGINが担当している)「三線の花」を買いました。こういうので、一度遊びに行くとチケット代以外にお金を使ってしまうわけですが。(笑)
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舞台は沖縄の近くにある架空の島、無論島。米軍基地が撤退とともに沢山の失業者が溢れてしまい、島民は、米軍基地の跡地に自衛隊の誘致をするか原発の建設をするかで二分した抗争が起こしていました。そんな時、ジョー・福西が現れ、「この島には、入るだけで不老不死になる温泉が眠っている」と声をかけ、温泉発掘の報酬として支払われる札束を前に、二分していた島民達が一致団結して温泉を堀り始めた。まもなく噴き出した”不老不死温泉”はジョーの先導の下、無論島に巨万の富をもたらしていく・・・。

初めは席が2階席で、後ろの方まで緊張感が伝わってこなくて、「小劇場でやればいいじゃん」と思うくらい舞台が広く感じられましたが、三宅祐司が登場した辺りから、だんだんテンポが良くなり、緊張感も出てきて、劇場が小さく感じられるようになりました。沖縄県警の2人の掛け合い辺りは見事でした。ミュージカル沖縄舞踊や琉球空手などのシーンもあって、S.E.Tの役者の身体能力と、充実したエンターテイメント性には感心します。ツッコミ・ボケの古典的なギャグは、相変わらずで、暖かみを感じます。あえて時代の最先端や「今らしさ」にごだわらない、基本を大切にした芝居構成という感じです。三宅祐司と小倉久寛の「価値とは何か」についての議論するシーンも面白く、流石はベテランでした。また、今の社会経済や地球環境問題について考えさせるストーリー性もありました。最後は感動で泣いてしまうような結末と歌声でした。子役の2人も可愛かったです。
by hide3190ymo | 2005-10-23 16:11 | 舞台&美術
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