NODA MAP 「贋作・罪と罰」 @シアターコクーン
NODA・MAP「贋作・罪と罰」を見にシアターコクーンへ行きました。天気が良いので、公演は7時頃なのですが、2時30分頃、早めに横浜の自宅から出発ました。渋谷についたのは3時30分くらいでしたが、もう街は殆どビルの陰で暗くなり、道玄坂小路ではネオンが灯し始めていました。
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公演開始まで時間があったので、Bunkamuraミュージアムで開催されているスコットランド博物館美術展も見て、Bunkamuraの中の喫茶店でTeaTimeコンサートを聴きました。

NODA MAPの会場シアターコクーンの前は、当日券が出ていたのか行列でした。



c0012640_10505749.jpg会場の中央に舞台があり、座席はそれを囲むように配置されていました。格闘技のリングみたいなものでした。その舞台の4辺にスロープと階段があり、周りに椅子が置いてありました。初めは照明がついたまま、芝居が始まり、大道具はなく、音響も人が何かをたたいて鳴らしていて、ドアをたたくなどの行為は全てパントマイム、すなわち「稽古場」そのもの再現でした。次第に照明が消え、でも舞台に下りた人は、舞台の周りの椅子に座って待っている「稽古場のリハーサル」くらいの場面でした。後半乱闘シーンになって、初めてスピーカーから音響が流れ出し、吊物で椅子を運ぶなど、舞台らしくなり、最後には役者の待っている座席もストーリーの中に巻き込まれました。つまり、段階を経て、稽古場から舞台になっていくという実験をしているのです。

驚いたのは、松たか子の演技力です。NODA MAPに出演するからには、筋力・心肺機能などの相当の身体能力を向上する訓練をしていなければ、あの舞台はできないはずです。それをやりのけ、他のベテランの舞台役者に負けないテンションで、ギャグの間合いもよく、ラストシーンの泣き崩れるところは、会場中もらい泣きをしてしまうくらいの迫力でした。野田秀樹も相変わらずの切れの良さで、「夢の遊民社」時代を思い出してしまいます。「どうでもいい」が「どうでもいいわけない」(だったかな?うる覚えですが)に変わって、言葉のアヤを使ってストーリー展開をするところが、なんとも野田さんらしいなぁーと思いました。

う~ん、今度は、反対側の席から、もう1回見てみたいです。
by hide3190ymo | 2005-12-18 11:09 | 舞台&美術
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