ライブ難聴の予防について
昨年からこのブログを読んでいただいている方は、ご記憶にあるかも知れませんが、ちょうど去年のこの季節に、あるライブというか、クラブに行って、ライブ難聴になりかけていました。
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私が立っていたのは、向かって右側の階段通路の2段目か3段目くらいで、通路の邪魔にならないように右端に寄っていました。ライブは正面から聞こえてくるものと思っていたし、すぐ真横にスピーカーがあるのは暗くて気がつきませんでした。またその階段から、ライブスペースもDJスペースも良く見えたので、その場所をキープしたいという気持ちがありました。

5時間以上そこで見ていて、ファイナルのアーチストが出たとき、音圧が異常に大きくなり、突然爆音が鳴り出しました。そのとき初めて、耳元1mも離れていない場所にスピーカーがあることに気がつきました。さらに不幸なことに、真後ろに絶叫野郎がいて、私の耳元で「ホワーッ!」と叫ぶのです。単なる歓声でなく、間違えなくラリっている人の尋常でない高音でした。



そのアーチストを見たい、という気持ちからその場をなかなか離れられなかったのですが、だんだん「耳はヤバイ」ことに気がついて、外のフロアに避難し、数分後、見にくい場所から聴くようにしました。その晩は耳がおかしかったのですが、翌日には治っていました。

でも念のため、耳鼻科に行ったら右耳の低音の聴力が落ちているとのことで、ステロイド治療をすることになりました。すると右と左の音の聞こえ方が違うのが異常に気になり出しました。2週間後、聴力検査の結果、問題はないとのことでステロイド治療は止めたのですが、右耳にまだ違和感が残ると訴えたら、心因性のものなので精神安定剤を出すかと医師に聞かれたので、それは断り、いつの間にか気にならなくなりました。

その後、矢野顕子グループやフランツフェルディナンドなど多数ライブに行きましたが、チケットを買っておきながら体調不良でキャンセルしたライブも結構あって、少し慎重になっています。

予防策としては、
① 近くにスピーカーがないか確認する。(スタンディングの場合)
② 泥酔しない。(危険に対する感覚が鈍るので)
③ 耳栓を持っていく。(アーチストによって、「音圧」の設定が相当違う)
④ 「耳がおかしい」と思ったら、すぐにその場所を避難する。
⑤ 体調は良くないときは、引き返す勇気も必要。
特に、①と⑤は、私も気をつけているのですが、特に、小さなお子様を連れて行くときには、まだ耳が成長段階であるため、大人よりライブ難聴になる確率は高いそうなので、注意をされた方が良いかも知れません。

もちろん、あまり神経質になったら、何も出来ないし、交通事故が怖くて道が歩けないとか、遭難が怖くて山に登れないとか、と同じ論理になってしまうので、それよりも、「楽しむために万全の対策と心構えを持つ」ということが大切と言えるでしょう。

なお、ライブ難聴は、正式名称は「音響外傷」というそうですが、こちらのリンク先(PDF)が、分かりやすく、まとまっています。
by hide3190ymo | 2006-05-29 19:05 | 人間科学
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