健康珍談
今日は、健康診断でした。

会場の予防医学協会が入っているビルは、にゃんと、1階が酒屋さんと仏壇屋さんという、冗談みたいな場所です。

毎年、体重測定で看護士さんに「太りましたねー」とか「頑張って減らしましたねー」とか言われるので、今年は絶対、体重測定で「太りましたねー、どうしちゃったんですかー」とかきっと言われちゃだろうなー、やだなーと覚悟していました。でも、そうではありませんでした。

体重を測定したら、看護士さんに無表情で記録用紙を見せられ、「この体重です。」と言われ、「そうですか」と、あっけらかんと答えてしまいました。

どうも、あとで聞いたうわさでは、個人情報保護の取り扱いが厳しくなり、他の人の聞こえる場所では、体重に関するコメントは、一切言ってはいけなくなったらしいです。なんか、それもディスコミュニケーションな感じがして寂しいなぁと思うのです。

血圧(ふつう!)、視力(ド近眼!)、聴力、採血、採尿、身長(相変わらず169.9cm)、レントゲンなどとって、最後にお医者さんに個室で診察して見てもらうのです。今日は若い女性の医者でしたが、今度こそ、「減量してくださいね」とか言ってくれるかと思ったら、

医者: 「何か困ったことがありますか?」
HIDE:「抗鬱剤を飲んで食欲が増しちゃって、太ってしまったのです。」
医者: 「薬を飲んで直すことを優先してください。」

え?それだけ?なんか誰も太ったことに対して何も言ってくれない、自分の身体は、自分で守るしかないのは分かっているけど、医療の世界も人間味がなくなってきたなぁ、と思いました。
by hide3190ymo | 2006-09-06 19:46 | 人間科学
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