初めての投げ銭ライブ 秋山羊子さん+高津守さん+島崎智子さん at 池の上ボブテイル
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昨日、京王・井の頭線の「池ノ上」駅で、投げ銭ライブに行きました。池の上は、駅と交差するように、地元の商店街が並んでいて、なんかカオス的で、日本の下町はいいなぁ、と思いました。

投げ銭ライブということで、ウケを狙って、5日前の昼休みくらいに、勤務しているオフィスのテナントがあるビルの1階の銀行に行き、沖縄の首里城が描いてある「二千円札」に変えてくださいと、頼みましたが、「もう、流通していないので、置いていないんですよ。」と言われました。ああ、2千円札は平和の象徴なのになぁと思いました。

ライブ開場に入る前に、池ノ上の「スリーコーン・カフェ」で、サンドヴィッチを食べて、底上げして、会場に向かいました。そのカフェは、池の上駅より南側の商店街でしたが、京王・井の頭線のすぐ真北、歩いて、1分30秒くらいのところにあります。

今日の出演者は、ピアノ弾き語りの2アーチスト、島崎智子さんと、と秋山羊子さん、そしてギター弾き語りの高津守さん(公式ページが見当たらないので上記のリンク先はFacebook、ツイッターはこちら)、の3人での対バンです。島崎智子さんと秋山羊子さんは、7月に北海道の札幌・小樽にライブツアー行くそうで、スケジュールは、左記の秋山羊子さんのWEBサイトへのリンクから、ご欄くださいませ。
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島崎智子さんがトップバッター、「今日は投げ銭ライブということで、この『開運箱』を用意しております。3人のアーチストが終わったら、気持ちの分、入れてくださいね。途中で帰る場合、もしくは酸欠で帰る場合は、こちらのテーブルにおいておきます。」と、ご説明。

私はてっきり野毛大道芸みたいに、1出演者ごとに集めるのかと思いきや、3アーチストでまとめて払うみたいです。

島崎智子さんは、いい意味で強烈な個性の持ち主で、秋山羊子さんも、また対象的な個性豊かな方なので、北海道ツアーは相当、楽しいでしょうネ。島崎さんは、長細い会場でしたが、後ろの方まで響く大きな歌声で、天真爛漫に歌われていました。島崎さんの歌は、「少年」が歌っているような感じで、ある意味、「動揺」のような感じがしました。歌詞もユーモアがあり、声もインパクトのある独特の声でした。

「君は 朝から晩まで インターネット」
「君は 朝から晩まで シャッターチャンス」
歌詞の一部の抜粋ですが、私のことが歌われているような気がしました。(笑)

島崎智子さんは、最初から中盤までは、秋山羊子さんと対称的な曲だなぁと思っていましたが、最後の方になって、「あ、やっぱり、秋山羊子さんと似ているところがある!」と思いました。

続いて高津守さん、黄色いギター(エレキギターでよろし?)に描かれた模様が、かっこ良かったです。ギターのザクザク切り刻むような音、エッジの効いた音というのでしょうか。例えが洋楽ですが、初期のエディターズみたいな感じです。男性から見ても、男らしくてかっこいいギタリストでした。最後の曲「夕暮れのメロディ」は、哀愁の漂うロマンチックな曲で、同じギターで、全然チューニングのチェンジもしていないのに、それまでとは、全然違う優しい音になっていて、ムードが良かったです。次の秋山羊子さんにバトンを渡すため選曲でしょうか、3人でライブをする時は、トップ・セカンド・ファイナルの役割分担があるようです。

ファイナル・ミュージシャンは、私が好きなミュージシャンのうちの1人です。(他に羊子さんと同じくらい好きなのミュージシャンは、U2と、フランツフェルディナンドと、ステレオフォニックスと、きゃりーぱみゅぱみゅと、ソウル・フラワー・ユニオンと、矢野絢子さんくらいです。)

昨日は新曲を沢山、披露してくれました。「幽霊」「ようこそ おめでとう」「ベージュの伝言」「KISS」と新曲のオンパレードで、どの曲が良いかお客さんの反応を観察しているのか、それとも、秋山羊子さんが自分のスタジオで生まれた歌を、ライブで披露し続けて行くことで、完成度の高い歌を目指しているのかも知れません。

特に、「ベージュの伝言」は、ピアノソロだけれど、ダンスミュージックっぽくて、上記の新曲の中では、最も完成度が高いと思いました。

それから、秋山羊子さんのアルバムのうち、2ndアルバム「ピラニアの棲む湖」に収録されている曲「水分」を歌いました。自分が病み上がりで、再スタートして慣らし出勤を含めて3週間が経ち、今の私の応援歌になりました。特に「最大の厄介は、めちゃくちゃ高い自分の理想」の部分です。

私は、個人的には「君へ」のような「癒し」でも、「水分」のような「応援歌」でも、また、「アオイソラ」や「狂った手」のような退廃的な歌も、「ハテナ」や「向えのレストラン」のような心に疑問を抱いている歌も、「時のかけら」や「くそまじめ」みたいに「誰もが思っている本音」みたいな歌も、「レール」「入れて」のようなシュールな歌も、「バッティングセンター」や「ベージュの伝言」みたいなダンスミュージックも、全部、OKだと思っています。

例えば、SUM41のように「パンク」というジャンルのバンドは、「パンク」しか歌えないという縛りがあるので多様性のある曲しか作れません。秋山羊子さんの次の4thアルバムは、どんなに時間をかけても構わない、新しい試みをどんどんして、ファンの期待をいい意味で裏切る秋山羊子さんの音楽の幅が広がるといいなーと思っています。

あの鬼束ちひろさんも、「暗い曲」をファンから期待されていたのに、最近はロック調の歌やテクノ調の歌や洋楽のカバーも、いい意味で裏切っていて、mixiの鬼束ちひろコミュでは、賛成派と反対派と意見が分かれて、そういうアルバムこそ、価値の高いアルバムだと思います。

話が脱線しました。それから、秋山羊子さんの「もう1度僕らは」と「どん」(いずれも秋山羊子さんの1stアルバム「指一本で倒されるだろう」に収録。)「最後に何の曲を歌うか毎回すごく悩むんですけど」と言いつつ、「もう1度僕らは」より「どん」にしたのは、秋山羊子さんらしい選択で、私も正解だと思います。いや、もちろん、正解なんてないんですけれど、私が恋人がいないし欲しいとも思わないのでラブソングより、もっと現実を直視した生々しい曲が好きです。「僕は一体 何を歌えばいいの?」で終わるところがいいです。

ラストは、昨日の出演者3人で、男性ギタリストの高津守さんが中央に、舞台に向かって彼の右側で秋山羊子さん、左側に島崎智子さんが並んで、高津守さんの曲を3人でアカペラで歌いました。歌い始めは、高津守さんがメインボーカルで、秋山羊子さんが高音のコーラス、島崎智子さんが低音のコーラスで、ユニークな発想だなーと思いました。途中から、秋山羊子さんが高音メインボーカル、島崎智子さんが低音メインボーカル、高津守さんがコーラスに、切り替わり、すごくかっこ良かったです。

帰りに、2,500円、開運箱に入れてきました。でも、それが多いのか少ないのか、普通、いくらくらい払うのが適切なのか分かりません。

今、病み上がりで、医師から、「PM12:00には寝るように」と言われたので、予めPM23:30に帰れることを予測して、10時30分に帰りました。風呂にも入らず、今朝、朝シャンです。

いやぁ、行って良かった。
やっぱり「行って良かった。」と思えるライブが一番です。

More 続きのコーナー スリーコーンでの夕食と、池ノ上駅前の風景写真 合計10枚。
# by hide3190ymo | 2013-06-30 22:15 | 音楽&映像
My Daily Landscape Early Summer 2013 Vol.2
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6月中旬は、西日本の方は、大雨・強風がしばしば来て大変だったのではないでしょうか。横浜はどんよりとした曇りの日が多かったのですが、湿度があって蒸し暑かったです。

6月中旬の横浜市中区・南区・西区・神奈川区・港南区のカオスの魅力をお届けします。撮影日は6月10日から6月20日の写真です。ひとつでも「いいね!」と思っていただけたら幸いです。

More 続きをご覧下さいませ。写真あと15枚。いずれも、480×360サイズです。
# by hide3190ymo | 2013-06-23 21:38 | 都市デザイン
お誕生日おめでとう、自分!
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今日は、私の44歳のお誕生日なので、自分でバースディ・ケーキを買って食べました。

(今日のYouTube) HAPPY BIRTHDAY / 電気グルーヴ
# by hide3190ymo | 2013-06-23 18:00 | 自分史を書く
今週のランチ 2013.6.18~6.20
長い間、お休みをしていて、先週までの2週間は午前出勤でしたが、今週はフル出勤で、パーフェクトに出勤出来ました、ま、それが普通だし、出たり休んだりするのが、職場にとって、一番迷惑ですからネ。

でも、職場の方々は暖かく受け入れてくれて、大変感謝しています。

フルタイム出勤は、ランチが一番の楽しみです。



まず、今週6月18日火曜日のランチ
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山田ホームレストラン」という家庭料理で「牛カツレツ定食」を食べました。



次に、今週6月19日水曜日のランチ
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紅花」という中華料理店で、「豚肉とナスの味噌炒め」を食べました。



最後に、今週6月20日木曜日のランチ
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いつものインド料理店「ハマラジャ」で、バターチキンのカレーと、キーマのカレー」を食べました。

(今日のYouTube) Indian Summer / Stereophonics

ステレオフォニックス、サマソニ出演決定。
# by hide3190ymo | 2013-06-22 14:01 | ショッピング&グルメ
映画 「奇跡のリンゴ」 @ 109シネマズMM横浜
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6月16日は父の日だったので、6月15日(土)両親を連れて、新高島のGENTOにある映画館「109シネマズMM21」で「奇跡のリンゴ」を見ました。

無農薬、有機栽培とか聞くと、一見、社会派ドキュメンタリーという印象を持ちますが、これは事実に基づくフィクション映画であり、肩の力を抜いて楽しめて、かつ勉強にもなるというナイスな映画です。

今回の映画のテーマは、’ 「家族の絆」と「生物多様性」の関係性 ’です。

絶対不可能とされてきたリンゴの無農薬栽培を11年かけて挑戦し続けた男性・木村秋則さんがモデルになっていて、自分が生きているうちに映画化されると思わなかったと語ります。そして、妻が木村美栄子さんでなければ、成功しなかっただろうと語っています。これが映画化されて、木村さんの無農薬リンゴはインターネットで数分で売り切てしまうほど美味しいそうです。

リンゴは、古代ギリシャ・ローマの頃からあり、現在のリンゴよりかなり小さく酸味の強いものですが、それが近代になってアメリカに伝わって、農薬を使って人間の手をどんどん使って品種改良され、現在の甘みのある大きなリンゴとなりましたが、それが日本に伝わって全国でリンゴの栽培が試されましたが、農薬散布を豆にしないと育たない果物なので、諦めずに地場産業にしたのは、青森県と長野県だけでした。

それを考慮すると無農薬でリンゴを作るなど絶対有り得ないとされてきましたが、木村秋則さんが11年かけて成功させました。

高校生の時から仲良しだった友人「もっちゃん」と「美栄子」さん、三上秋則さんがバンドをやってスピーカーが壊れて演奏が台無しになると、三上秋則さんのお母さん三上葺子さんはポジティブな人柄で、「失敗はね、沢山やる度に、常識をくつがえすことが出来るのよ。」そんなお母さんに育てられた三上秋則さんは努力家で絶対あきらめない性格の人になりました。

(以下、敬称略)

三上秋則は農業製品を材料とするメーカーーに就職し、コストダウンを担当し、細かいところを指摘して農家を指導するイヤな奴になっていましたが、ある日、お見合いで、高校の友人だった木村美栄子と会い、久しぶりに会って互いに惚れ直し、木村秋則として農業をやることになりました。

ところが、妻・美栄子は、農薬に弱い体質で、何度も嘔吐を繰り返したり倒れたりでした。秋則が、リンゴに使う農薬が多すぎて体調を崩すのは、妻・美栄子さんだけではないと思い、地元の若手で「無農薬・減農薬を作る若手の会」を作り、チャレンジしてみましたが、結局、他の若手も次々に減農薬にギブアップをしていきました。

木村秋則は、義父・木村征治に、リンゴ畑の4分の1を、無農薬栽培の実験場にさせてくれと頼みこみましたが、反対されるどころか、「4分の1だけでなく全部の畑を使っていい。その方が答えも見つけやすいだろう。」と賛成の意志を表示してくれました。

木村秋則は、リンゴに農薬の代わりになる人間の口に入るもの、例えば、お酢、わさび、牛乳、にん肉等を試してみましたが、なかなか答えが出来ませんでした。

美栄子から子供が3人生まれ、ひな子・咲・菜ツ子と名付けられ、秋則の心の励みになり、徹底的な調査をしますが、やはりリンゴ畑から害虫の駆除が出来ませんでした。

年々リンゴの収穫がなく資産が底をつきました。義父・木村征二の貯金を崩し、美栄子が作っている小さな野菜畑の収穫だけで、どんどん貧乏になりました。

これを聞きつけた秋則の実家の三上夫妻は、木村家に土下座をして札束を持っていきました。義父・キムラ征治は言いました。「この札束は受け取れません。秋則は私の息子ですから。」

何年経っても成功しない無農薬栽培、ひどい時には何十万匹の害虫がリンゴ畑を荒らしていました。お祭りの時でも、3人の娘に買ってやることも出来ず、ひな子も学校で妹達のために消しゴムを3つに切ったり、秋則も、冬は出稼ぎに東京へ出て工事現場で働き、住む場所もない状態でした。

次第に、秋則の心もイカれて来て、リンゴの木に訳のわからないことを話しかけるようになりました。そして、とうとう実家の三上家に、「親父、金を貸してくれ」と頼み込んだが門前払いされ、秋則が母・三上葺子の部屋をバンバンたたくと、窓こしで「母さん、お前に『あきらめることも大切』って、教えてあげるのを忘れていたねえ。」と窓を開けてくれませんでした。

秋則のリンゴ畑の近所の人からも、バカにされ、次第に嫌がらせまで受けるようになりました。

荒れ果てたリンゴ畑は、今更、農薬を使っても、元に修復するには何年もかかり、農薬を買うお金すらなく、戻ることも進むことも出来ず、秋則は、日に日に、精神が参っていき、地獄を幻聴で見るほどになりました。

ある日、役所から税金を払っていないからと、抵当権設定をしていた半分の土地を囲まれ、結局、不動産売買契約をし、リンゴ畑の面積は2分の1になってしまいました。

夜、秋則が美栄子に「別れようか」と言いました。美栄子は「無農薬栽培を諦めるの?」という問いかけに対し、「もう、終わりだ。諦めるしかねえべ。」 それをそば耳を立てて聴いていた長女・ひな子が「そんなの嫌だ!止めたら、何のために私はこんな貧乏しているの?絶対イヤだ!」

More 長い感想文と写真あと5枚。そして’ 「家族の絆」と「生物多様性」の関係性とは!?
# by hide3190ymo | 2013-06-16 18:50 | 音楽&映像