最近聴いている邦楽 【2009年4月号】
皆さま、お待たせしました! 最近聴いている邦楽【2009年4月号】のコーナーです!

え?待ってない? 

というか、毎月書いてるわけじゃないしね。(笑)
それじゃ、行ってみよー。

out of noise

坂本龍一 / commmons


ええと、ライフログで気がついたのですが、ワーナーミュージックではなかったのですね。シンプルな環境音楽という感じで、無駄な音がなく、モノクロの写真のようなストイックさを感じます。坂本龍一のソロアルバムでは「CHASM」よりは「BTTB」に近い気がします。でも単なるピアノソロではなくて、グリーンランドで録音した犬の鳴き声や、北極の氷の解ける音などがサンプリングされていて、「地球」を感じる一枚です。小山田圭吾、クリスチャンフェネス、高田蓮など参加しています。実に癒されます。試聴サイトはこちらです。(Listen.jp)

GUITARHYTHM V

布袋寅泰 / EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)


日本人で世界に通用するアーチストは数少ないですが、布袋寅泰も、ドイツでは第8位、全英デビューも果たし、「ELECTRIC SAMURAI」はCDリリースされないアメリカでもiTUNE MUSIC STORE第11位という実力の持ち主。今回は、シグシグ・スプートニックの影響を強く受けた布袋寅泰の原点といえる「GUITARHYTHM」という音楽観、エレクトリックな伴奏をバックに流して、自分はギターを弾きまくって歌うというスタイルに、戻りました。歌詞も、説教くさい媚びた歌謡曲ではなく、サイバーパンクの物語的な感じです。JAZZTRONIKの野先良太も参加しています。布袋兄さんはメジャーな歌手なので、チケットが取りにくいのですが、6月神奈川県民ホールのチケットをゲットしました。BOφWY 時代の曲、やってくれないかなー。試聴サイトは、こちらです。(オフィシャルサイト、WMP形式)

BIG FUN

TOWA TEI / コロムビアミュージックエンタテインメント


テイ・トウワは、邦楽のコーナーで紹介していいのだろうかと、ちと思ったりしましたが、コロンビアで出しているから邦楽の仲間ということにしました。オリジナルアルバムとしては、「FLASH」以来、4年ぶりでしょうか。音のリズムが、クラブ系とヒップホップ系の間くらいの速さで、DJだけれど、単に踊るだけの音楽じゃなくて、宇宙に連れていってくれるロマンチックさと、ドリーミーな可愛らしさを持つ、明るい音楽です。今、エレクロニカ音楽の世界でも、本来の「テクノポップ」に一番忠実な気がします。私がブログを書くときは、だいたいTEI TOWAとJAZZTRONIKをBGMにして書きます。このアルバムにも小山田圭吾と高田蓮が参加しています。細野晴臣もベーシストとして参加しています。女性ヴォーカルを使ったPOPな曲が多いけれど、インストゥルメンタルでいい雰囲気の曲もあります。試聴は、こちらです。(HMV)

(今日のYouTubeその2) UPSIDE DOWN / 布袋寅泰
 GUITARHYTHM I に収録の歌です。
by hide3190ymo | 2009-04-18 15:32 | 音楽&映像
<< 春のHMVと、鳩サブレー。 ちひろ美術館・東京 ~花の画集展~ >>