フジロック2009 (その2)
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フジロック2009(その1)の続きです。

最初は、12時30分から始まるWhite Liesを見ました。これも、お目当てのアーチストの1人なので、間に合って良かったです。まだアルバム1枚しか出していないので、ほぼ全曲分かって楽しめました。低音ボーカルとエッジの効いたギターが、ディペシュモードとかEDITORSとか好きな私には、ツボにはまりました。

終わってから、トイレです。特に、もよおしてきているわけではいのですが、毎回、時間が空いたら、行っておかないと、もよおし始めてから、トイレに行ったら、列に並ぶので、手遅れになってしまいます。トイレで一番前で並んでいて、トイレが空いたことに気がつかないと、「ここ、あいてま~す」と誰かが必ず教えてくれます。なんか、みんなで協力し合って、生きていこう、という参加者の雰囲気が良くて、ピースフルなフェスだなぁ、と思いました。



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トイレのブースの中には「トイレットペーパーは去年のフジロックで使われた紙コップです。」と書いた張り紙が、貼ってありました。
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ゴミ箱は、リサイクル分別収集です。少し、横浜市や横須賀市の分別方法と違うところもありましたが、PETボトルのリサイクルは、キャップ、ボトル、プラスチックごみの3週類に分けるところは、全国共通のようです。あと、ビン・カンは、もともと持ち込み不可なので、そういうゴミはなかったです。フジロックは、「世界で一番クリーンなフェス」と言われ、この分別の様子を写真に撮っている外国人が、結構いました。かくいう私も撮影していますが。
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そして、DOVESのかっこいい、おっさんバンドを見ました。レジャーシートを広げて、荷物を降ろして、その上で踊っていました。もうレジャーシートが泥まみれで、ぐちゃぐちゃで、たたむのに苦戦しました。
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続いて、リリーアレンちゃん。2年前のフジロックのときに、sprewell8_daisukiさん とheyprincessさんと乾杯したときに、RED MARQUEEから、アレンちゃんの曲が聴こえてきたのですが、ライブが全くCDで聴いたままじゃん!シンセサイザーに全曲打ち込んであるな、と思って、クーラ・シェイカーにしておいて良かった、と思いました。でも、今年は、アレンちゃんは、生バンド編成で、良かったです。UKだけでなく、全米でも第1位になって、グリーンステージの座につき、一流のスターになったアレンちゃん。今回は、パンダのメイクをして、タバコを吸いながら、不良少女の役を演じていましたが、実は、根は、真面目な娘なんじゃないかと、思いました。「♪FUCK YOU ~ ♪FUCK YOU VERY VERY MUCH~」で盛り上がるところなんか、セックス・ピストルズの再来か!?と思わせるほどでした。カイザーチーフスに参加したときの曲もやりました。
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今年で40歳で、体重がその2倍の、おっさんには、前の方で参戦して、立って踊るのは、1日2~3ライブが限界、と悟り、パティ・スミスは断念して、RED MARQUEEと、WORLD RESTRAUNTの間の、樹林帯の中で雨よけしながら、レジャーシートを広げて、寝ていました。朝も早かったので、疲れちゃったのです。

ああ、なんで、オレは、今、ここにいるんだろう。 
ただ、みんなが行くから、行っているだけ?
それじゃ、自分の存在価値って、何?
ああ、何の目的で、オレは生きているんだろう。
SMASHや、CREATIVE MANに、お金つぎ込んでいる、ただの大量消費社会の豚じゃん。

苗場食堂から、フレンチのミュージシャンの歌が聞こえてきました。何やら、盛り上がっているようで、行ってみると、無名の人だけれど、なかなかいい音楽じゃん、と思いました。それで、アンコールの要求は、拍手じゃなくて、「もっと、もっと、もっと!」でした。それ、上々颱風のファンのアンコールじゃん!(笑)
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夕ごはんは、オアシスで売っているジンギスカン丼を食べました。
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夜のローソクのオブジェの準備も始まりました。
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ポール・ウェラーが始まるまで、何故か、スクリーンで、大相撲の中継をやっていました。ポール・ウェラーは、ベスト盤「HIT PARADE」で予習してきたので、楽しめました。やっぱ、予習した曲と、予習していない曲とで、自分の中の盛り上がり方が違うなぁ。特に大好きだったザ・スタイル・カウンシル時代の「SHOUT TO THE TOP!」には、感動しました。

そうだよ、オレの存在価値は、オレのやりたいことは、「SHOUT TO THE TOP!」だよ!
SHOUT TO THE TOPは、イギリスの炭坑動労者の悲惨な状況を訴えた、ザ・スタイル・カウンシルの力作。聴いていて、涙が出そうになりました。来てよかった、フジロック!

ここからは、金曜日に会えなかった友人へのメッセージ。

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会えなかったのは、残念だけれど、連絡もらえて、すごく嬉しかったよ。
あの大雨の中、日帰りでも来るなんて、本当に、フジロックを愛しているんだね。

大変、お疲れ様でした。 きっと、いつか、また、会えるよ。
体に気をつけて、お仕事頑張ってね。

また、ブログでも、いい音楽や映画や本を、紹介してね。
とても、いいセンスを持っていると思うよ。

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(今日のYouTubeその2) You're The Best Thing / The Style Council
  ポール・ウェラー、若いな。(笑)

この後は、フジロック2009(その3)に続きます。
by hide3190ymo | 2009-08-01 17:15 | 夏フェス・イベント等
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