大学院は出たけれど・・・・・
今日は、週の真ん中くらい、あんまり残業するのをやめようと思って、早めに帰りました。自分の時間って、大切だよね。家でゆったり、ケイトブッシュの古いアルバムを聴いています。

私が所属する労働組合の新聞に載っていた漫画で、作者の承諾を得て、掲載しています。新しいブログの可能性を追求するため、4コマ漫画にチャレンジ!
大学院は出たけれど・・・・・_c0012640_1974887.jpg




大学院は出たけれど・・・・・_c0012640_1910478.jpg
大学院は出たけれど・・・・・_c0012640_19105657.jpg
大学院は出たけれど・・・・・_c0012640_1911471.jpg

今日、NHKのニュースを見ました。公営住宅の入りにくさ、景気の悪化で貧困層が激増した時代に、住宅政策は、どうあるべきか。私も一応専門分野なので、興味深く見ました。築30年の万騎が原住宅で、部屋の塗装や、幅木にクラックが入っています。

今の私の担当は、老朽化した公園施設と社会福祉施設(特に保育園の劣化が著しい)の耐震補強工事や長寿命化対策に関する、設計・監理を担当していますが、景気が悪いので税収がない、税収がないので修繕工事が出来ないという悪循環。でも、今、政令指定都市の中で最も待機児童の多い都市になっていまったので、予算要求資料を技術職としての立場から、一生懸命作成するわけですが、なかなか厳しい状況です。

景気のいい時代に中所得者向け住宅とか、特に住宅都市整備公団(現在の都市再生機構)のような団地計画に税金をかけることには、疑問を感じていました。バブル神話に溺れず、あの時代に低所得者向けの「健康で文化的な最低限度の生活」が出来るくらいの部屋割りのアパートや団地を大量に作っておけば、と言いたくなりますが、あの頃は、そういう発想すらなかったのでしょう。景気には、変動があるという、近代経済学の基本すら忘れたように、全ての日本人が、破綻しかけている金まみれの生活に溺れていました。

維持管理にコストがかかる住宅・施設の問題は特に深刻です。高度成長時代の方々が作られた、「見せかけだけの発展」の下には、施工不良によるコンクリートの劣化、鉄骨の発錆、我々は、その「負のインフラストラクチャー」を背負わされています。

でも、どんなに嘆いていても、過去は変わらない、今のこの状況の中で、どうやって、後世に、より豊かな社会を残し、自分達の老後も困らないような方法を考えるしかありません。

(今日のYouTube) 平成のブルース / ブルーハーツ
 動画はなくてMP3のみですが、マーシーのボーカルで、最高の曲です。
 私達の言いたいことを、ほとんどを網羅して、代弁してくれるような、素晴らしい歌です。
 ボリュームを最大限にして、聴いてみて!
by hide3190ymo | 2010-03-10 19:49 | PC・IT・Web
<< 青空と残業 あと、3日後 >>