最近聴いている邦楽 【2010年5月号】
今月も、最近聴いている邦楽の紹介をしますね。
最近=最新ではないので、よろしくです。

Turning The Pages Of Life THE BEST OF YUKIHIRO TAKAHASHI IN EMI YEARS 1988-1996(SHM-CD)

高橋幸宏 / EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)


YMOを散開して、坂本龍一がコンセプト中心の音楽、細野晴臣がアンビエント音楽を追求している頃、高橋幸宏は、ムーンライダースの鈴木慶一とビートニクスというユニットを作って活動していました。歌を中心に、シンセサイザーは必要最小限で、アコースティックな歌を歌っていた頃のベストアルバムで、私の青春時代と伴に歩んできた歌が、CDでリマスターしたものです。選曲も、「REHABILITATION」「神を忘れて祝えよX'mas Time」「元気ならうれしいね」等、私の好きだった歌と一致していてナイス選曲なアルバムです。その後、神経症を患って、釣りをやって治療していた7年間音楽活動から離れていましたが、「BLUR MOON BLUE」で完全復活、7月には、pupaとして、原田知世さん、権藤知彦さんらと、ニューアルバムをリリースする予定です。今回のリマスター盤は東京スカパラダイスオーケストラも参加しています。試聴サイトは、こちら(Listen jp)です。


シンクロニシティーン

相対性理論 / みらいrecords


ポスト戸川純が、椎名林檎なら、ポスト早瀬優香子は、やくしまるえつこ と言えるでしょう。やくしまるえつこが率いる「相対性理論」の3rdフルアルバムです。わらべ歌のような純日本風なメロディライン、ナンセンスな歌詞でありながらも、耳についてしまうフレーズ、歌詞は主に、ギターの永井聖一さんや、ベースの真部脩一さんが書いていて、やくしまるえつこは、作曲・編曲を中心に関わっているみたいです。もう、これを聞かないと、夜は眠れないくらい、子守唄として、相対性理論を聞いています。試聴サイトは、こちら(OnGen)です。


ABBOT KINNEY

LOVE PSYCHEDELICO / ビクターエンタテインメント


日本でお気楽なロックンロールが蔓延している中で、オリジナル性を確立しているラブ・サイケデリコ、今回のアルバムタイトルは、ロサンゼルスにあるお洒落な街道アボット・キニー・ストリートから付けられたものだそうです。映画『天使の恋』挿入歌である「Beautiful days」「Here I am」を収録しています。歌詞の湾フレーズの中に、英語と日本語がほぼ1:1であるのは、相変わらずラブ・サイケデリコらしいです。ロックなんだけれど、エモーショナルにならずにクールに歌うKUMIと、メリハリのあるギターのNAOKI、とても親しみが持ててポジティブなパワーをもらえるアルバムです。堀江博久、権藤知彦も、サポートメンバーで参加しているそうです。試聴サイトは、こちら(official site)です。



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(今日のYouTube) THIS WAY / LOVE PSYCHEDELICO
by hide3190ymo | 2010-05-23 07:21 | 音楽&映像
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