World Citizen ―I won’t be disappointed―
ヨルダンの首都アンマンで同意多発テロで、57人が死亡されたと推定されています。私が青年海外協力隊員としてヨルダンにいたのは平成9年でした。とても平和を愛する国で、アンマンは町全体が穏やかで犯罪も少ない都市でした。現在もJOCV隊員が自宅待機しているようですが、このような情報が入りつつも、今の自分に何も出来ないことに憤りを感じます。
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Excite エキサイト : 国際ニュース[アンマン 10日 ロイター] ヨルダンの首都アンマンで9日夜、3人が自爆テロによりホテル3カ所をほぼ同時に攻撃し、57人が死亡、110人が負傷した。テロ対策当局は10日、アルカイダの関与を確信していると述べた。
 爆発があったのはラディソンSAS、グランド・ハイアット・ホテル、デイズ・インの3カ所で、ラディソンとグランド・ハイアットでは結婚式の最中に爆発が起きたという。
 犯行声明を出した組織はないが、テロ対策当局は、在イラクのアルカイダ系組織とその指導者であるザルカウィ容疑者の関与を指摘。同時攻撃はアルカイダ系組織の特徴でもある。
 ヨルダン内閣は声明を発表し、「これまでの捜査の結果、爆発は、爆破装置と自爆攻撃によるものだと判明した」と述べた。
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World Citizen ―I won’t be disappointed―_c0012640_21275310.jpg今、「World Citizen」という坂本龍一&デヴィッド・シルヴィアンの曲を聴いています。この曲は反戦メッセージの強いアルバム「CHASM(=「溝」という意味)」に収録されています。
What happened here?The butterfly has lost its wings.The air's too thick to breathe.And there's something in the drinking water・・・・という歌い出しで始まるこの曲、ある日まさに安全な生活が奪われ、恐怖にさらされていく「世界市民」のことを歌っています。

このような「World Citizen」に対して私達に何が出来るのでしょうか?憎しみが連鎖反応を起こすなか、共存の道は開かれるでしょうか?でも、少なくともテロは許されない、そしてテロに対する報復戦争も許されない、これだけは言えるでしょう。なんか中途半端な偽善者みたいなエントリーになってしまいましたが、またヨルダンの話はゆっくり書いてみようと思います。
by hide3190ymo | 2005-11-10 21:42 | 平和と国際連帯
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