フランツフェルディナンド@日本武道館
昨日、夜、フランツフェルディナンドの武道館公演でした。ダフ屋がだいぶ「売り」に出ていたようです。ポールウェラーの3月ライブのビラを配っている人もいました。フランクフルトや焼きそばの屋台もありました。武道館内は、来週のフーチャーヘッズのライブとフジロック早割り/Coldplay出演決定の案内、なぜかEL PRESIDENTE(グラスコー出身つながり?)のCDの案内が置いてありました。客層は、男女比はやや女性の方が多く、平均年齢はざっと28.5才というところでしょうか。女性一人の方も多かったです。若かりし頃でしたらナンパしていましたが、私はもう30過ぎたおっさんなのでしませんでした。(笑) 私は南側の席で見やすかったです。
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前座でMagic Numbersが出て、1時間くらいライブをやりました。会場では歓声が飛び、手拍子が鳴り、コーラスも起こり、前座なのに偉い盛り上がりました。「みんなを愛している」「わざわざ来てくれてありがとう」とか日本語を一生懸命話そうとしていました。

20分の休憩を経ていよいよフランツの登場。「This boy」で始まり最初から会場総立ちでした。「Come on home」で、「こんばんは。」とあいさつがあり、「the dark of the matinee」で踊らずにいられませんでした。「Auf Achse」「What you meant」で踊り続け、「Take me out」では会場全員で「Take me out」の合唱をしました。続いて「Darts of Pleasure」、「The fallen」のところでメンバーズ紹介をし、みんなでラーラーラララのところを合唱しました。アレクとボブ(でいいのかな?)が飛び跳ね、広い武道館のステージを駆け回り、戯れ、ときにはポーズを撮り、勢いのいいお兄さん達でした。

フランツフェルディナンド@日本武道館_c0012640_10194062.jpg「Walk Away」では黄色い声援が飛び、「Elaenor your boots on」とか聞かせるナンバーもありました。いよいよ「Do you want to」がかかり、会場全員が両手をあげて大合唱&大ブレイク、この一体感こそライブと感じる瞬間でした。フランツの後ろにはでかい「?」マークの照明がついていました。踊りすぎて私の靴紐も、ほどけました。続いて「Van Tango」で踊り、「40’」では、会場のみんなが両手を上げて、自動車のワイパーのように左右揺らしました。「Michael」で盛り上がり、4人は退場しました。しかしフランツのセカンドのジャケットが照明で写され、本当にフランツを呼んでいるようでした。

アンコールでは、最初アレクが一人で出てきて「Jasqueline」の歌いだしを歌い、次第にメンバーが戻ってきて、またロックになりました。次はドラムドカドカで始まる「evi and a healthen」と、そして「You could have it so much better」で再び会場も私も踊りまくりました。そして、「Outsider」の別れを惜しむようなキーボードの悲しそうな音がなり、会場も「ウォーウォウォー、ウォーウォウォー」と最後の力を振り絞るような絶唱でした。

そしてドラムだけ残して退場。ドラムのリズムに乗せて再アンコールの要請拍手が鳴り響きました。そして一曲だけ「This Fire」を披露し、ギターはかっこいいし、ドラムの周りに集まって大勢でたたくし、ドラムには登るし、威勢のいい青年達でした。曲が終わると4人で手をつないで、一堂礼をしました。

帰り道には出店が出ていて、非公式なTシャツ、下じき、バッチ、キーホルダー、ストラップなどが売っていて、縁日のアイドルキャラみたいな感じでしたが、下じき買っちゃいました。
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やっぱりCDで聴くよりライブの方が全然いいです。やっぱり「女の子を躍らせる」というバンド当初の発想があっただけあって、うん、やっぱりフランツは踊るためのロックンロールを作っているんだな、と実感しました。勢いのいい4人組で、うん、すごくモテそうなバンドでした。(笑)
by hide3190ymo | 2006-02-11 10:16 | 音楽&映像
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