「東京は夜の七時」で目を覚ます私
朝、刺激的な音楽を聴けば、目が覚めるだろうと思って、野本かりあの「東京は夜の七時」、ここ2日間聴いています。「イエー、イエー、イエー、フー!」で交感神経を呼び覚まします。

ただ問題はどう考えても、これから遊びにいこうとする気持ちを湧き立てる歌詞で、これから仕事をしようという歌詞でないため、朝聞くと少し違和感があるのが難点です。
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さて、かありぃの「東京は夜の七時」は単なるレトロではなく、クラブで朝まで踊ってしまいそうなダンスミュージックです。(そんなことしたらますます朝起きれないって。。)

ピチカートファイブのファンの女性からは、「何よ!結局、小西康陽も、あんたも、若い女がいいんじゃないの!」と反感を買うかも知れません。特に野宮真貴さんは、男性以上に、女性から見た女性の憧れ像みたいなものがあるので尚更です。それを考えるとなかなかこの作品のレビューが書きづらかったのです。

しかし時代は止りません。小西さんは次の世代の音楽を作り出す仕事をするために、新しいプロジェクトに「今どきの女の子」を象徴するような野本かりあをプロデュースしてダンスフロアを踊らせ、その一方で、お洒落でPOPな野宮さんはm-floからもプラスティックスからも呼ばれ、かつては新人類と言われた私達の世代で愛されているのです。

とにかくピチカートの「東京は夜の七時」と全く違う曲なので、「買う価値あり!」という自信はないのですが、「友達から借りて聴いてみる価値あり!」とは断言できます。なお、CDの音楽は最高でしたが、ボーナスDVDの映像はイマイチでした。(笑)
by hide3190ymo | 2006-09-14 19:57 | 音楽&映像
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